異性にときめく心は、年齢がいくつになっても変わりません。
なにかと寂しい話題の多いシニア層ですが、一方では婚姻届を出さない「同居婚」や「通い婚」の増加を背景に、新たな恋愛をしたり新しいパートナーとの生活を楽んだりする人たちが増えています。
もくじ
定年を控えた婚活に 婚活情報サービスを!
人生100年時代と言われる現在、50歳はちょうど人生の折り返し地点。
50歳を過ぎて後半生を誰かと寄り添いたいと考えて婚活を始めるが増えています。
これまでは中高年から婚活を始めることに、ためらいや気恥ずかしさもありましたが最近は結婚情報サービスにも、相手を求める中高年や、シニア初婚の人たちの登録が増えています。
中高年専門のパートナー探し オーネット・スーペリア
中高年向け結婚情報サービス オーネットスーペリアは毎年倍増の勢いで会員が増加。
中高年で結婚歴のない会員が約25%にのぼるそうです。

結婚だけじゃないパートナー探し 森羅倶楽部(SHINRA CLUB)
森羅倶楽部(SHINRA CLUB)では「結婚だけじゃないパートナー探し」「50歳からのパートナー探し」を打ち出して50代、60代、70代以上を対象に各種イベントやパーティー、サークルや懇親会を開催。
さまざまな出会いの場の提供を通じて、従来の結婚相談所と違い、お友達・パートナー探しから、結婚相手の紹介までカバーしています。

中高年向け結婚情報サービス体験者の声
未婚の人、離婚経験のある人、独身だった理由は人それぞれです。
出会いや結婚に至るプロセスもさまざまですが、結婚情報サービス登録者の体験談をいくつか記します。
母の世話で精いっぱいで結婚を考える余裕はなかったのです。
5年前に母が他界し、自分が定年したことを機に身の振り方を考えるようなり結婚情報サービスへ登録。
婚活バスツアーで知り合った女性(61)と結婚しました。
大きな組織変更を機に、自分にも周囲にも「本気で結婚したい」という決意を示すためでした。すぐ結婚情報サービスに登録。51歳で初めての結婚を決めました。
大企業を辞めたことばかり聞く人が多かったけど、彼は私を一人の人として見てくれました。
私の歳で婚活ができると知って結婚情報サービスに登録。
相手は一緒に温泉旅行に行けるような10歳くらい年下の人で、明るい人を探しています。
20代は何度もお見合いしましたが、相手の中には魅かれる男性はいませんでした。
50歳を機に結婚情報サービスに登録。出会った男性が好きになり自分から告白しました。
父の会社のためではなく、自分のための人生を生きてみたかったのです。
シニア婚? 同居婚、通い婚が増加中
シニア同志の結婚は、いずれかの子どもや周囲から反対されたり財産分与等でもめたりすることもあり、結婚届を出せないこともあります。
シニアの婚活は「後半生を誰かと寄り添いたい」「孤独感を解消したい」という考えが原点ですから、婚姻届を提出しない「同居婚」や「通い婚」という形で新しいパートナーとの生活を楽しむ人たちが増えています。
「同居婚」の体験談
地方都市に住むE夫さん(66歳)とF美さん(64歳)は婚姻届を出さずに一緒に暮らす「同居婚」を始めて3年めです。
妻を失った当初は、虚無感から自分がダメになりそうな日が続きました。
中高年専門の結婚相談所のお見合いパーティーで彼女(F美さん)と知り合い一緒に暮らし始めました。
私たちは形にこだわりたくないので婚姻届は出していません。一緒に楽しく暮らすことが一番大事と彼女も言ってくれています。
「通い婚」の体験談
G子さん(65歳)は2年前、中高年専門の結婚相談所のイベントでH郎さん(70歳)と出合いました。
二人は伴侶に先立たれた者同士。お付き合いして半年後、指輪をもらって写真館で一緒に記念撮影をして二人の新しい門出としました。
私たちは週の半分を私のマンションで過ごす「通い婚」を続けています。
経済的に依存するのはイヤだし、籍もこのままでいい。婚姻届を出さなければ遺産相続など面倒な問題が起きる心配もないので、お互いの生活を大事にできるスタイルだと思います。
異性にときめく心は、年齢がいくつになっても変わりません。
今後の人生を誰かと寄り添いたいと考え始めたら・・・
初婚の方も、再婚の方も、ぜひ結婚情報サービスへ登録しましょう!
