趣味と生涯学習

ウォーキングで脳が若返り、認知症を予防する!

ウォーキングなどの有酸素運動が習慣になると物忘れを防ぐ効果があることが分かっています。

ウォーキングを習慣にしよう

ウォーキングは最も手軽に始められる趣味・運動として定着しています。
ウォーキングに適したフォームを習得すれば、お金のかからない趣味としてもたいへん手軽です。

有酸素運動には水泳やジョギング、エアロビクスなども有りますが、年をとってからでも体に対する負担が軽く、始めやすいという点でもウォーキングは手軽です。
趣味として健康法として長く続けるのにもウォーキングは最適です。

認知症を予防する効果があるならば、ウォーキングを始めない手はありません。
公園などをコースに加え、四季折々の自然や風景を満喫しながら行うウォーキングは格別です。

また地元の同好会などに参加して、歩いた歩数や距離を定期的に発表しあえば、新しい出会いもあり、ウォーキングの意欲向上にもつながります。

ウォーキングは、なぜ脳に良いのか?

人間の脳は加齢とともに神経細胞活動が衰えて機能が低下します。
年を取ると、とくに「考える」「記憶を制御する」といった役割をこなす前頭葉の衰えが著しくなります。

この前頭葉を鍛えるのに効果的なのが、ウォーキングのような有酸素運動なのです。
有酸素運動をしたときに脳の前頭葉の働きが活発になることが実験によって分かっています。

さらにウォーキングによって血流が促進されると脳の血管を若く保つことにも役立ち、生活習慣病による脳梗塞(のうこうそく)など脳の血管障害を防ぐのにも効果が有ります。

ウォーキングは米国の実験でも効果が出ている

米国で平均年齢65歳の人たちが半年間ウォーキングを続けたところ、注意力テストの成績が11%向上し、前頭葉の厚さが増したという研究報告が有ります。

ウォーキングで太ももの大きな筋肉を動かすと大量の酸素が脳に送られて、運動刺激とともに脳細胞を育てる物質が分泌されたためと言われています。体を動かすと、その刺激が脳に伝わって活性化するのです。

前頭葉の厚みが増すことで、うっかりミスや物忘れが少なくなることが期待されます。
風景を楽しみながらウォーキングしたり、時には旅行をしたりすることが脳を若く保つことにつながります。

どんなウォーキング方法が脳を鍛えるのに効き目があるのか?

では、どんなウォーキング方法で脳を鍛えることが可能なのでしょうか?

ウォーキングに適した歩き方

・あごを引き、まっすぐ進行方向を見る
・背筋を伸ばして前かがみにならないように注意する
・ひじを曲げてリズミカルに振る
・かかとから着地して、つま先から歩き出す

呼吸が少し荒くなる程度の運動量で、うっすらと汗をかく程度がちょうど良いと言われます。

ウォーキングの仕方、インターバル歩行ってなに?

インターバル歩行とは、ゆっくり歩く、しっかり歩くを繰り返すウォーキングの方法のことです。

ウォーキングをするときに
「2分間程度ゆっくり歩く」「3分間程度しっかり歩く」を繰り返して、
週に3回、1回当たり40分程度ウォーキングを実践する
のが良いといわれています。

ウォーキングの1日の歩数の目安として、65歳以上の人の場合、
1日のウォーキング歩数が4,000歩から5,000歩程度で身体が衰えないように維持できる
1日のウォーキング歩数が7,000歩以上であれば、健康のため、体のためにプラスになる
と言われています。

ウォーキングを続ける秘訣は?

ウォーキングを趣味・健康法として継続する工夫として、買い物を少し遠くの駅まで行ってみることや、電車やバスを一駅手前で降りて歩くこと等が挙げられます。
ウォーキングを日常生活に取り入れて、継続することがとても大切なのは言うまでもありません。

また毎日決まった場所を歩くのではなく、ときには少し遠出して史跡や公園、文学の舞台となった場所を散策したり歩いたりすることがお勧めです。

ウォーキングとして気分転換になるばかりでなく、歴史や文学に触れ、観光資料や歴史資料を集めたり、歩くルートを決めたりして事前準備やプランを立てることも脳の活性化に大いに役立ちます。